シリア・ヨルダンの世界遺産

シリアとヨルダンは地中海地域の要衝として古くから数多くの都市が形成され、反映してきました。地中海貿易の中心地として、またメソポタミアやイラン地域への中継地点として非常に便利な場所にあったからです。そのため現在でも数多くの遺跡が残り、世界遺産に登録されています。
たとえばシリアのダマスカスのように古代から現在にいたるまで繁栄を続けている場所、アレッポやボスラのように都市の中に古代遺跡が溶け込んでいる場所など古代から歴史が綿々と受け継がれている知識が多いのも魅力です。

逆に歴史の流れに風化してしまった場所もあります。ヨルダンのペトラ遺跡やウル・アル=ラサス遺跡などはまだほとんど発掘が進んでいない状況です。またパルミラのようにローマ時代の名残を多く残した遺跡もあり、さまざまな勢力が入り乱れたこの地域の歴史をしのばせてくれます。